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美山を感じる森林浴-THYMEのある集落の旧道を歩いてみました
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美山を感じる森林浴-THYMEのある集落の旧道を歩いてみました

2021/10/04 ・ ブログ

美山町のある丹波山地は、太古の昔から自然と人が共生してきた里山。
京都と山陰をつなぐ鯖街道という交易路の一角だった美山は山の中にもあちこちに文化や人と自然の交流の匂いが残っています。

THYMEのある集落の後ろの森林にも、祠やお地蔵さん、道標などなど、山と暮らしが密接だった痕跡がそこここにあります。

そして、もう一つ、集落内にある住所で「滝の下」という地名の場所の上の方の山の中腹には本当に「滝」があるらしい!という話になり、その滝を見に行こう!と集落の少人数グループでミニトレッキングツアーに行くことになりました。

裏山で森林浴ハイキング!

道寛稲荷神社

集落全体のお宮さん、道寛稲荷神社からスタート。
この神社では春と秋の2回、五穀豊穣を祈祷するお祭が開催されます。

秋のお祭は次の日曜日。
残念ながら昨年来コロナ感染予防対策のため、当番のみの祭礼ですが、
何を隠そう私も当番の一員、来週はお参りしてきます!

まずは、神社の下から旧道を歩いてみます。
杉林が心地よく並んでいて気持ちの良い森林浴ハイキング
ユズリハなどに交じってお茶の木が結構多いのを改めて発見。 来年の春には、お茶摘みしたいかも!

道脇には、古いお墓やミニ祠。

立派なお墓や祠を建立して、貢献があった方や困難を救ってくれた神様への感謝を忘れないようにしていたのであろう昔の方々に思いを馳せます。
どれも周囲と一体になっているかのようでありながら、美しく大切に守られている様子が感じられ、清々しい気持ちになりました。

滝の下の上には「滝」がありました!

いよいよ本日のメインイベント、「滝は、墓地の上の方にある」、と電話で教えてもらい、旧道から、墓地の上までちょっと(5分くらい?)山を上ってみます。

海抜200Mあたりまできたら、、、滝がありました!
昔はもっと水量があったそうです。
今は水量が少ないので雨が少ないとなくなるときもあるかもと思いましたが、

今日は見ることができてラッキーでした!
マイナスイオンをたっぷり浴びて下山しました。

山の神さまって?

里山では古くから、神木によって囲まれた森厳な場所を山の神様として祀り、山仕事の安全を祈願してきたそうです。
今でも、美山町の各集落では、山仕事の開始時にはお神酒を供えお参りが行われています。

THYMEのある集落では、山の神様は2か所で祀られています。
一つは集落の真ん中辺り、もう一つは愛宕神社が祀られている小さな山のふもとにあります。
どちらも立派なご神木や岩のある荘厳な空間にありました。

山の神様 その1
山の神様 その2

このほかにも、旧道めぐりでは、江戸時代まで使われていた墓地、道標やお地蔵さんなど、100年前にタイムスリップしたような風景にたくさん出会うことができました。

いずれの場所も、THYMEから徒歩30分圏内にあります。

整備されていない箇所もあり、全てをご案内することはできないかもしれないですが、ご滞在時にご希望があればスタッフがご案内しますので、ご予約の際にお知らせください。

(N)

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