THYMEのオーナーNです。

昔から、犬全般に好かれる傾向あるなぁとは薄々感じてきた私。
犬（もちろん野良犬ではなくて飼い犬に限る）に出会うとなぜか他の人を差し置いて私の方に寄ってくるんですよ。

人間にはわからないけどワンちゃんは私のことを「いいやつだ」ってわかってくれるのかな？と冗談で言ったりしておりました。
なので、私の側も決して犬嫌いではないのですが、引っ越しの多い人生、幼少期以来、自宅で犬を飼ったことは一度もなく。。

それが、今年の夏、実に四十数年ぶりに犬を家に迎えることになりました。

THYMEの支配人が、犬も泊まれる宿にするのだから、ちゃんと犬の気持ちもわからないと！との理由で犬を飼いたいと。
それもいいなぁと賛成した次第です。

そして、知人の紹介で出かけた譲渡会で10歳の柴犬の「くう」と出会いました。

ほぼ一目ぼれ。賢そうで元気がよくてハンサム。

聞けば、元の飼い主さんが持て余し、譲渡したいとの意向を受け、犬好きのボランティアの方が譲渡会に連れてきているとのこと。
ボランティアの方によると、元の飼い主さんの家では家族全員からネグレクトされ、可哀想な状況。

そんな状況だったのにとても人懐こくて賢い犬と評判で、犬大好きなボランティアさんの周囲では「くうちゃん応援隊」ができていたくらいだったのですが、なかなか譲受人が決まっていなかったそう。

確かにちょっと寂しがりやさんで、我が家に来た最初のころはちょっと人の姿が見えなくなると「くうくう」鳴き続けていたのですが、学習能力があるのか、段階を踏んで徐々に収まってきました。

飼い主の私たちも日々変わっていくくうちゃんが愛おしく、、、

出会ってから2週間のトライアル期間を経て、迎え入れました。

人が大好きで甘えるとき以外は決して吠えたりせず、ゲストをお迎えするホスピタリティー抜群！！（なので番犬向きではないですが・・）、
もはやTHYMEにはなくてはならない看板犬として活躍してもらってます。

一方、悩みは、犬が苦手で、ほかのワンちゃんが近くに来るとちょっと興奮しちゃうこと。

なので、ワンちゃん連れのお客様がお越しのときはいまのところ、バックサイドで待機してもらっています。。

毎日の散歩で鹿やキツネや雉に出会ったり、都会とは全く異なる環境のなかで冒険の日々が続くくうちゃん。

徐々に他の動物に慣れていってくれるとよいのだけれど、、と思っているところです。

この度、凛々しい姿を撮影してもらったので、HPの写真にもお目見えです。

今回は、THYMEの看板犬「くう」の紹介をさせていただきました！

THYMEスタッフともどもどうぞよろしくお願いいたします。