伊根の旅~ 伊根海宿舟音で伊根体験を満喫 ~
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伊根の旅~ 伊根海宿舟音で伊根体験を満喫 ~

2022/12/27 ・ ブログ

少し前になりますが、秋が深まる11月前半、「伊根の浦嶋神社の特別公開に行ってみたいのだけれど、、」と丹後ファンの私がいつも頼りにしている丹後在住の旅のプロ・旅先案内人のKAさんに伺ってみたところ、二つ返事でOKとの返事をいただき、せっかくだからと以前から泊まりたかった伊根での一泊も予約がとれたので、思いがけない出会いがいっぱいの伊根の旅にいってきました。

伊根海宿舟音


美山から伊根まではクルマだと約1時間半。ですが、今回は園部から山陰線で天橋立まで行き、待っていてくれたKAさんと一緒に伊根の浦嶋神社へ向かいました。

浦嶋明神絵巻は、絵解きを聞きながら鑑賞するスタイル。流れるような語りの浦嶋の物語を堪能したあとは、近くのカフェでほっこり。そして、日が暮れないうちにと、伊根で予約がとれた「伊根海宿舟音」に向かいました。

舟音」さんは伊根漁港のすぐ前にある体験型の宿。
実は偶然にも、私がやっと予約をとることができたこのお宿のオーナーはなんとご一緒いただいた旅のプロKAさんの親しいご友人。それなら、とKAさんも一緒に宿泊してくれることになりました。

舟音の目の前は伊根漁港

舟屋群の中心あたりにある舟音は、もと漁師さんの家を改装した1棟貸しのお宿。設備はすべて新しく、広―いお風呂と最新式のトイレ、洗面スペースも使いやすい。ゆったりとくつろいだ後は、宿のオーナーのJIさんも一緒に鍋を囲んで夕ご飯。伊根や丹後の最新情報などなど尽きない話で盛り上がりました。

そして、なんといってもこの舟音さん、伊根漁港の目の前という絶好のロケーション。ふかふかの布団でゆっくり休んで目覚めたら、朝早くから出港する船の音や鳥の鳴き声がよく聞こえます。宿オーナーのJIさんの案内で、朝食前の7時ごろ、船が戻ってくる絶妙のタイミングに漁師さんや地元の方で賑わう漁港を見学しました。

新鮮なお魚がぴちぴち❣、今回は電車の旅だったので購入はしなかったのですが、実はここで朝捕れたお魚を伊根の漁協が運営しているレストラン「食事処うらなぎ丸」さんでおひるご飯にいただいたんですよ。写真を撮りそびれてしまいましたが、ホントにほっぺたが落ちました。

こちらのお店は、築160年の古民家を改修して令和4年の4月にオープンしたばかりだそうです。

順番が前後しますが、舟音をチェックアウト後は伊根舟屋群をそぞろ歩き。
台湾茶専門店靑竈(ちんざお)」は舟屋がカフェスペースになっていて、とってもいい雰囲気。店主の方自らが現地で仕入れた本格的な台湾茶を楽しめます。

台湾茶専門店靑竈

そしてその近くには、日本で最も海に近い酒蔵「向井酒造」。

向井酒造

前日の夕食時に、「伊根満開」というピンク色でフルーティーな美味しいお酒をいただいたのですが、その伊根満開を製造しているのが向井酒造。古代米(赤米)を使うちょっと変わったこの日本酒は女性杜氏の作ったお酒とのこと。ちょうど向井酒造に立ち寄ったときにそのご本人がいらして、KAさんが「おめでとうございます!」とご挨拶。後でKAさんにうかがったら、この女性杜氏の方は町議会の議員に当選されたばかりとのこと。地域を元気にするために、地元の女性の方が奮闘していらっしゃるのがなんだかうれしくなりました。

向井酒造の目の前はもちろん伊根湾.利き酒は海を眺めながら。

伊根そぞろ歩きの締めは「食事処うらなぎ丸」の新鮮なお魚ランチと「海上タクシー」での海から眺める舟屋群の絶景。いずれもいわずもがななので、写真アップは省きます。

今回の伊根の旅、ぜひTHYMEのお客さまにもご紹介して、美山滞在に合わせてぜひ足を延ばしていただきたいと強く思いました。詳細に関心のある方は「問い合わせ」にてご一報くださいませ。

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